うだがわんの思考

人には言えない事を書きます

〈時事〉〈コロナ〉都立高校入試 2020/6/11

都立高校は、新型コロナウイルスの影響で春休みも含めて3か月近く休校となり授業ができず、今月1日から段階的に再開されていますが、学習に遅れが出ています。

都の教育委員会は、11日に開いた定例会で、来年の都立高校の入試について、例年より出題範囲を狭めることを決めました。

対象となるのは国語、数学、英語、社会、理科の5教科で、中学3年生が学習する範囲から一部を出題対象から外し、「おおむね7か月程度で学習できる範囲」とします。

具体的には、
▽国語は3年生の教科書で学習する漢字、
▽数学は三平方の定理と標本調査、
▽英語は関係代名詞の一部、
▽社会は公民的分野の一部、
▽理科は力学的エネルギーなどを出題対象から外します。

入試の日程は当初の予定どおりで、一般入試は来年2月21日です。

また、スポーツや文化などの特別推薦では、新型コロナウイルスの影響で大会の中止や延期が相次いだことから、大会の実績は求めず、実技などで選考を行うことにしています。

 

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教師としても範囲が減ることは仕方のないことだと思った。二ヶ月の指導遅延を残りの日数で補うことはかなり難しいことだと思う。懸念点としては指導数の減った生徒たちが今後の高校生活で影響を受けるのかどうか。また都立高校に絞っていることから私立高校入試に変化が起こるかどうかも気になっている。そしてこの指導範囲縮小を踏まえて高校の指導範囲にも変更が加えられるのだろうか。