うだがわんの思考

人には言えない事を書きます

最近の離別について(山口一郎さんの引用から)

久しぶりの真面目パート入ります。

『山口「やっぱり先生世代の人と今の子たちの恋愛って違うんだよね。先生はもう別れの曲が書けないと思う。なぜなら、若い子たちと僕たちの別れは違うから。だって、転校生っていうのは今生の別れだったんだよ。でも、今の子たちはLINEとかで繋がれるじゃん。繋がっているけど連絡しない別れが今の子たちの別れなんだろうと思う。そういうことも含めて今日はいろいろ勉強になりました。参考になりますよ。またやりたいですね。……まず僕が恋愛するところから始めようと思います(笑)。」』(school of lockより引用)

 

今年も三月に入り(遅)、卒業式や終業式、退任式や辞任式を経て、もしくはコロナ禍の中大勢に見守られない中で次のステップに進みいままでの後輩や同僚と別れることに悲しくなることが多いだろう。でも少し考えて欲しい、彼らは職場を離れるだけでLINEやinstagramで繋がっているだろう。暇さえあればいつでも連絡を取ることはできるし会いたいと思えば約束を取り付けることだってできる、嫌われてさえいなければ。「繋がっているけど連絡しない別れ」も首の皮が一枚繋がっているだけで別れているわけではないと思う。だって理由があればそのまま話すことができるじゃないか。本当の別れは…ブロックされた時じゃないだろうか。ブロックされる理由まで遡るとそれはもはや別れとかいう次元じゃないんだろうけど現代で今生の別れを再現することは非常に難しいって思う。